

家で映画鑑賞しながら飲みたいワイン!
ナッツやバター、とうもろこしのような香ばしくクリーミーな香り。りんごや洋梨のようなたっぷりとした果実味、フレッシュな酸があり、バランスが良く品のある仕上がりになっています。トマトなどの酸味やさっぱりとした塩味のお料理と相性が良いので、おうちで映画を観ながらゆっくりしたい日にポップコーンやピザなどと一緒に楽しんでみては?
土地の魅力を引き出す才能溢れる造り手
アタラクシアとは「平静な心」を意味する哲学の言葉。
オーナーであり醸造家のケヴィン・グラントは、フランスやオレゴン、オーストラリアなどで経験を積んでいます。
彼のモットーは、ブドウは土壌の良さを運ぶ“車”というほどの徹底したテロワール主義。
できる限り畑には人の手を加えず、土地の魅力を最大限に引き出すスタイルで製法。
地質調査の結果最もこの土地を表現できると判断したピノ・ノワールとシャルドネを育てています。
雑誌ゲーテでは、800本以上を所有するワインコレクター長澤潔氏のお気に入りワインとして紹介されるなど着実にファンを増やしている生産者です。
このワインに合うレシピ
秋刀魚のアラビアータ
材料(2人分)
さんま(三枚おろし) | 1尾 |
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トマト | 1個 |
玉ねぎ | 1/4個 |
にんにく | ひとかけ |
オリーブオイル | 大さじ1 |
イタリアンパセリ | 適量 |
ウスターソース | 小さじ1 |
塩、こしょう | 少々 |
赤唐辛子(輪切り) | 少々 |
作り方
1.にんにく、玉ねぎ、トマトはそれぞれみじん切りにする。さんまは4cm幅程度のひと口大に切り、片栗粉をまぶして揚げ焼きにしておく。
2.フライパンにオリーブオイル、にんにく、赤唐辛子、玉ねぎをいれて中火で炒める。玉ねぎが透き通ってきたらトマトを入れてソース状になるまで2、3分煮詰める。
3.さんまを入れてトマトソースを絡めてさらに2、3分煮込む。塩、こしょう、ウスターソースで味を整えたら器に盛り、イタリアンパセリを飾る。
ポイント
・ボリューム感のある白なのでパンチの効いた魚料理がおすすめです
・揚げ焼きにしたさんまを使うことでトマトソースが絡みやすくなります
ワインインフォメーション
生産者 | アタラクシア |
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原産国/地域 | 南アフリカ/ウォーカーベイ・ヘメル・アン・アード・リッジ |
主要品種 | シャルドネ100% |
タイプ | 白/辛口 |
アルコール度数 | 14%未満 |
容量 | 750ml |
ヴィンテージ | 2016 |
受賞/評価 | [Parker Wine Advocate] 2015VT:93 Point [Tim Atkin Report 2017’] 2016VT:96 Point [Tim Atkin Report 2016’] 2015VT:94 Point 2013VT:デカンタ誌15’ブルゴーニュ以外の世界ベストシャルドネに選出。 2014VT:ジョンプラッター4.5星 |
ラッカコーディネータープロフィール

よこたん(料理家/ワインエキスパート/ブロガー)
東京都出身。 大手IT企業を辞め、単身フランス留学しヨーロッパの食とワインを学ぶ。 レシピ開発、 フードスタイリング、コラム提供、メディア出演など美食ハンターとしてマルチに活動中。