

ここぞ!という時まで隠しておきたいブルゴーニュスタイルの赤
カシスのような穏やかな果実香、トーストのような香ばしさがあります。酸ははっきりと豊かに感じられ、タンニンは比較的強めながらきめ細やか。
ベーコンのような肉っぽさや少しスパイシーなニュアンスもあり、ジビエ料理などにマッチしそうな特徴的な仕上がりになっています。
若いヴィンテージを購入した場合は何年か寝かせておき、ここぞという時に抜栓するのがおすすめです。
シャルドネとピノ・ノワールのみ栽培するニューワールド最高峰の造り手
南アフリカのシャルドネ、そしてピノ・ノワールを語るにあたって、筆頭に挙げられる生産者がこのハミルトン・ラッセル・ヴィンヤーズです。
冷涼地で知られるエルギンよりさらに南に位置する、南アフリカ最端の産地、ウォーカーベイで造られます。
海に近いこの産地は、太平洋から来る冷たい風の影響で、南アフリカで最も冷涼な産地としても知られています。
現在は多品種を展開するのが南アフリカのブームメントともなっていますが、ハミルトン・ラッセルでは冷涼な産地を活かし、シャルドネとピノ・ノワールのみが栽培されており、こだわりの生産者とも言えるでしょう。
南アフリカに留まらず、今やニューワールドのシャルドネ、ピノ・ノワールを代表するワインとして名を馳せています。
ハミルトン・ラッセルとしての土地は170haほどありますが、ブドウ栽培に適した土壌のみに限定して栽培した結果、現在使用されている土地は52ha。
テロワールをより意識したワイン造りを徹底しており、そのことが今のハミルトン・ラッセルのクオリティを作り上げています。
ワインインフォメーション
生産者 | ハミルトン・ラッセル |
---|---|
原産国/地域 | 南アフリカ/ウォーカー・ベイ |
主要品種 | ピノ・ノワール100% |
タイプ | 赤/フルボディ |
アルコール度数 | 13.8% |
容量 | 750ml |
ヴィンテージ | 2016 |