

飲むと勇気が湧いてくる骨太ワイン!
骨格のしっかりしている味わいで岩のように荒々しいタンニンが特徴的。
チョコレートや燻し香、カシスなどを思わせる果実の香りなど複雑で豊かに香ります。
このワインの名前であるルビコンとは、ローマの将軍シーザーの格言「ルビコン川を渡る」に由来します。
当時の南アフリカでは珍しかったボルドースタイルのワインをつくる事がシーザーの決心のようなものだったので、そこから命名されたのです。
何か大事なことを決心したいけど勇気がない…そんな時に飲むと勇気が湧いてくるかもしれませんよ。
1756年からワインを造り続けている南アフリカの老舗ワイナリー
ミヤルストとは「海からの心地よい風」という意味で、フォルス湾からステレンボシュに吹く風に由来しています。
1967年に現オーナーの父であるニコ・マイバーグ氏がボルドーを訪れた際、ミヤルスト土壌と似ていたためボルドーブレンドの開発を開始しました。
当時の南アフリカではボルドーブレンドは一般的なスタイルではなく、様々な意見があったようですが1984年に最初のヴィンテージをリリースするとその品質の高さが話題になり、「ミヤルスト」の名を更に高めることになりました。
このワインに合うレシピ
ビーフストロガノフ
材料(2人分)
牛肉(薄切り) | 200g |
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玉ねぎ(薄切り) | 1個分 |
マッシュルーム(薄切り) | 1パック分 |
サワークリーム | 大さじ2 |
バター | 30g |
サラダ油 | 小さじ1 |
小麦粉 | 適量 |
ビーフコンソメ | 1個 |
水 | 1カップ |
【A】
塩、こしょう | 各少々 |
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パプリカパウダー(あれば) | 少々 |
ガーリックバターライス
米 | 2合 |
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バター | 10g |
にんにく(みじん切り) | ひとかけ |
塩 | ひとつまみ |
作り方
1.玉ねぎはサラダ油をまぶして耐熱容器に入れ、ふわっとラップをしてしんなりするまで電子レンジで加熱する(600Wで2分程度)。牛肉はAで下味をつけて小麦粉を全体に薄くまぶす。
2.鍋を中火で熱し、バターの1/3量を入れ、強火で牛肉をさっと炒める。焼き色がついたら一度取り出し、残りのバター、マッシュルーム、玉ねぎを加えて中火でマッシュルームがしんなりするまで炒める。
3.鍋にビーフコンソメと水を入れ、鍋底に焦げ目があればこそげ落とす(旨みになる)。牛肉を戻してサワークリームを加え、弱火で5分程度煮込む。ひと煮立ちしたら塩、こしょうで味を出して整える。
〈ガーリックバターライス〉
炊飯器に材料を全て入れ、目盛りより少し少なめの水を入れて固めに炊く。炊き上がったら好みでパセリを散らす。
ポイント
・サワークリームがない場合は生クリームとレモンでも代用できます!
ワインインフォメーション
生産者 | ミヤルスト |
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原産国/地域 | 南アフリカ/ステレンボッシュ |
主要品種 | カベルネソーヴィニヨン67%、メルロー14%、カベルネフラン12%、プティヴェルド7% |
タイプ | 赤/フルボディ |
アルコール度数 | 14.0% |
容量 | 750ml |
ヴィンテージ | 2013 |
ラッカコーディネータープロフィール

よこたん(料理家/ワインエキスパート/ブロガー)
東京都出身。 大手IT企業を辞め、単身フランス留学しヨーロッパの食とワインを学ぶ。 レシピ開発、 フードスタイリング、コラム提供、メディア出演など美食ハンターとしてマルチに活動中。