

NYタイムスで「南ア産トップカベルネ10本の1本」として紹介
評価の厳しいNYタイムズで、「南ア産トップカベルネ10本の1本」として紹介されたワインがスタークコンデの看板商品である、このカベルネ・ソーヴィニヨンです。
受賞VTは2003年。1998年にワイナリーを設立してから驚くほど急成長を遂げたスターワイナリーで瞬く間に南アフリカを代表するワイナリーとなりました。
しかし、スタークコンデのポテンシャルを感じさせられるストーリーはこれだけではありません。
はじめ6樽からスタートした初ヴィンテージでは、なんといきなりワインショーにてトロフィーを獲得。
まさにワイン界から愛されたワイナリーです。
元NY出身アートデザイナーのホセ・コンデ氏
さらに驚くのはホセ・コンデ氏のその経歴です。実は元々NY出身のアートデザイナーという異色の持ち主。
日本に仕事で滞在していたときに、今の奥さんであるマリーさんと出会い、マリーさんの父である南アフリカトップワイナリー「ニール・エリス」の共同出資をするうちにワインに惹かれていったのだとか。
マリーさんの母親は日本人で、二人の出会いが日本というところも親しみを感じてしまう嬉しいお話ですね。
ゆったりとした贅沢な時間を楽しみたいときにおすすめ
ホセ・コンデ氏の造るカベルネ・ソーヴィニヨンは、一言でいうとクラシカルで伝統的なスタイルです。
プラムやブラックチェリーの落ち着いた果実味がじんわりと口の中に拡がり、タンニンはしっかりあるもののキメが細かく滑らかで、アルコール度数ほどに重さを感じさせません。
華やかで自分を主張してくるタイプではありませんが、多くのワインが並べてあっても一口で主役級だとわかる存在感を放っています。
気取らずに、でも満足感のあるしっかりとしたワインをお世話になっている上司に渡したい。
ちょっとした週末に、恋人や友人とゆったりと話しながら長くワインを楽しみたい。
そんなシチュエーションにぴったりなワインです。
おすすめマリアージュ
飽きがこない味わいなので、メディテーションワインとしてゆったりとワインだけで楽しんでも良いですし、料理と合わせても良いでしょう。
じっくりと低温火入れをした、赤身肉を使った優しい味わいの肉料理は時にワインを選びますが、このスタークコンデ カベルネ・ソーヴィニヨンならば料理を引き立てワインも楽しむことができます。
また、ビーフストロガノフのような水分量の多い料理でも、滑らかなタンニンを持つこのワインならばぴったりと合わせることができます。
ワインインフォメーション
生産者 | スターク・コンデ・ワインズ |
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原産国/地域 | 南アフリカ/ステレンボッシュ |
主要品種 | カベルネ・ソーヴィニヨン85%、プティ・ヴェルド5%、マルベック4%、カベルネ・フラン4%、メルロー2% |
タイプ | 赤/フルボディ |
アルコール度数 | 14.5% |
容量 | 750ml |
ヴィンテージ | 2017 |
受賞/評価 | [Tim Atkin Report 2019’] 2016VT:92 Point |