名前がないと不安で、名前がつくと陳腐化する

ラッカのイセキです。

一般的に、自分は何屋さんですって語れると、相手に説明しやすいし、自分としてもその道を深めればいいので、分かりやすい。

私はフロントエンドエンジニアです、わたはグラフィックデザイナーです、私は法人営業やってますといった具合。

名前がつくと、相手は何を期待すればいいか分かるし、自分もその分野で評価されることにフォーカスしやすい。

ただ、その道のプロはすでにたくさんいて、同じ評価軸で比較した時に、突き抜けるのは非常に難しくなる。

自ら名前をつけて、やることを規定してコモディティ化に突入ってことにもなりかねない。

一方で、色んなことをやってて、自分はマーケのような、セールスのような、デザイナーのような、エンジのようなって自己紹介でもごもごすると、何が出来る人がよく伝わりにくいし、自分自身もアイデンティティが定まりにくい。

だけど、良い面は色んなものの掛け算なので、自身の希少性は高まる。

結局のところ、自分自身が何屋さんなのかって不安はつきまとうけど、実現したいことに近づいていってれば、何屋さんでもいい気もする。

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