素朴でモダンな西アフリカの布

3月20日、アフリカ手工芸品を扱うSOLOLAの「African Chic -暮らしを彩るアフリカの布とかご-」に行ってきました!

「African Chic -暮らしを彩るアフリカの布とかご-」って?

SOLOLAが、2019年3月19日(火)〜24日(日)の6日間に渡り、台東区の谷中銀座近くにあるイベントスペース"the ETHNORTH GALLERY"で「African Chic -暮らしを彩るアフリカの布とかご-」を開催しました。

普段見ることのない、西アフリカの染織や南部アフリカのかごに出会う、とっても素敵な展示会でしたので、ご紹介させていただきます。

SOLOLAとは?

SOLOLAとは、高品質のアフリカ産伝統染織、各地のかご、オリジナルの手工芸品などを扱うブランドです。

オーナーの鈴木さんは、アフリカの奥地にも赴くこともしばしば、伝統的技法を用いてものづくりをしているアフリカの生産者とつながりを持っています。

現地の美にSOLOLA独自の解釈を加えた「新しいアフリカの形」を発信されています。

この写真もとても綺麗に撮れているので、何かドキュメンタリーで撮影されたものを引用しているかと思いきや、全てご自身で撮影されているから驚きです。

マリ共和国の泥染め

この布は泥染めという技法で作られ、日本では奄美大島の伝統工芸として有名ですが、アフリカでも古くから用いられているそうです。

アフリカといえば、カラフルなイメージがある中で、白と黒でモダンな印象を与えます。

白と黒が反転した同じ原産地の布もあり、模様の1つ1つに意味があるそうで、もっと知りたい!と思わせる、奥深さが滲み出してました。

トンガ族の平かご

トンガ族はザンビア北東部に居住する民族。この平かごは、イララパームという椰子(やし)から編まれた民具です。緻密なようで、どこか大らかさもある作りが現地の息遣いを感じさせ、親しみを覚えます。

その繊維をとるため、女性たちは村から何時間も離れたところへ歩いて行くそうです。

オーナー鈴木さんはやはりそんな田舎にも足を運び、現地の方とデザインや生産方法などについて、話をされているそうです。

アディレ・エレコ

ナイジェリアのヨルバ族伝統の藍染布、アディレ(Adire) 

Adiはtie(絞り)、reはdye(染め)を意味し、Tie-Dyeは絞り染めの意。もともとは絞りの布でしたが、時代とともに、型染め、手描きなど技法が増え、今では藍染めの総称となっているそうです。

エレコは「ペーストを使った」を意味し、キャッサバ(熱帯低木で、ナイジェリアが世界生産量の約20%を占める)のでんぷんペーストを鳥の羽やほうきの枝につけ、柄を手描きすることを示しています。

使用するヨルバ藍は美しい藍色を持つ植物で、もともとの色はとても濃いそうです。赤道近くでカラカラの気候のナイジェリアの現地の方は頻繁に洗わないので、気にならないようですが、色落ちがするそうで、日本向けはある程度洗ったうえで販売されているそうです。日本での生活に取り込みやすいよう意識した、きめ細かな配慮がなされていました。 

南アフリカワインの撮影に早速取り入れてみました!

素朴でいて、モダン。力みはないけど、力強い。緻密だけど、どこかゆるーい感じもある。

これからアフリカ布や素敵なカゴもどんどん発信していきたいなと感じた、素晴らしい展示会でした!