RICCI EVERYDAY(リッチーエブリデイ)とは
RICCI EVERYDAYとは、アフリカ東部のウガンダの都市部で暮らすシングルマザーらを作り手として雇用し、カラフルなアフリカンプリントのバッグやトラベルアイテムを製造・販売するブランドです。
代表の仲本千津さんが、2015年に母とともに立ち上げ、ご本人はウガンダに拠点を構え、日本と行き来する生活を送っているそうです。
代官山の直営店「RICCI EVERYDAY The Hill」の魅力
東急東横線 代官山駅から徒歩3分のオシャレなエリアに位置するのが代官山の直営店「RICCI EVERYDAY The Hill」。
アフリカ柄の矢印にしたがって
坂を登っていくと、2階にお店があります。
お店に入ると、まず目に飛び込んでくるのは、リッチーエブリデイの看板商品である「アケロバッグ」。
ガーナで仕入れた布をウガンダで1つ1つ手仕事で縫製し、作られた世界に1つだけのバッグです。
色彩豊かな布だけではなく、機能性、ファッション性もバッグの魅力。
バッグには底板が敷かれ、自立するトートバッグになりますし、底板を取り除きボタンをとめれば、薄くコンパクトなクラッチバッグにもなります。付属のアタッチメントをつければ、ショルダバッグにも。
トート・ショルダー・クラッチ・ハンドバッグと4ウェイで使える優れものです。
さらに、持ち手の部分はしっかりとした皮に可愛らしいステッチがあしらわれています。
ウェブサイトでは売り切れ続出のため、お目当の柄のバッグが商品登録されるタイミングを待っているお客さんがたくさんいらっしゃるそうです。
その点、代官山店では比較的豊富な在庫を取り揃え、好みのバッグに出会える確率は高いかもしれません。また、布自体を好きな単位で買えるので、自分で裁縫したい方にもオススメです。
取材させていただいた日にも、遠方からお越しの方が多数いらっしゃいました。
いかにして日本のお客さんを開拓して行ったのか
リッチーエブリデイには日本市場に切り込んだ時の豪快な話があります。
それは共同代表である母・仲本律枝さんが地元の静岡伊勢丹を訪れた時のこと。
百貨店に商品を売り込みたい。しかし、当時仲本さんには一切百貨店とのコネクションはありませんでした。
何と試作品のバッグを持って、1階のインフォメーションセンターにいき、受付の女性に「バイヤーさんに会わせてほしい」と直談判したといいます。
たまたまバイヤーさんが近くにいたということで、幸運にも会うことが出来ました。
その後、打合せを何度か重ね、商品、人、ストーリーに魅せられたバイヤーさんは社内からの了承を取り付け、ポップアップストアを出すことに。
ここから怒涛のごとく、ブランド認知を広げていきます。
初のポップアップの時、地元メディアや他の百貨店のバイヤーの目に触れ、テレビ取材を受けたり、別の百貨店でのポップアップも次々と決まり、瞬く間に全国へその名を轟かせたのでした。
アフリカでの雇用を生み出しながら、日本のお客さんの心を明るくする魅力的なバッグを届けるというビジネスモデル。
今後、世界中でどれだけ多くの笑顔を生み出していくのか、さらなる飛躍が楽しみですね。
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