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サントリー「登美の丘ワイナリー」〜甲府盆地を一望しながら、日本のワイン文化の原点を巡る〜

日本ワインの生まれ故郷といえば、山梨・勝沼ですが、日本にワイン文化の大衆化をもたらしたのはサントリー「赤玉ポートワイン」。

サントリーの社名はこの「赤玉」すなわち 太陽(サン)の下に自分の名前・鳥井(トリイ)を結び付けて命名したというのは有名な話。

今では山崎、白州、響、角などのウイスキーやモルツ、金麦などビールのイメージが強いサントリーですが、事業の始まりはこのワイン事業だったのです。

登美の丘から見下ろす絶景を楽しみつつ、日本のワイン文化の幕開けに触れてみてはいかがでしょうか。

目次

  1. こんな人におすすめ
  2. 出発前にすべきこと
  3. タクシー・乗用車で向かう場合はご注意を!
  4. ワイナリーツアー
  5. 甲州ほうとう小作
  6. 都内からの日帰り予算

こんな人におすすめ

  • ワイナリーのブドウ畑、醸造設備、セラーがどんなところか見てみたい
  • ワイン樽がどうワインの香りに影響しているか知りたい
  • 日本ワインの歴史に興味がある
  • ワインエキスパートの日本編を実際に見て学びたい
  • 甲州やマスカット・ベリーAなど日本独自品種を本場で飲んでみたい
  • プロからワインづくりやテイスティングのレクチャーを受けてみたい

出発前にすべきこと

特急あずさ号/かいじ号を予約(東京近郊からお越しの場合)

新宿からJR甲府駅まで特急あずさ号/かいじ号と各駅停車を乗り継いで1時間半強です。

富士山が世界遺産となったことで、山梨県側の玄関口となる大月駅までの間は外国人観光客の方々で混み合うことがありますので、指定席を予約することをオススメします。

タクシー・乗用車で向かう場合はご注意を!

甲府からタクシーで約30分、甲府から竜王駅まで行き、そこからタクシーで約15分です。

竜王駅からタクシーに乗る場合は電車を降りる時間で予約しておくと、スムーズにワイナリーへ向かうことが出来ます。

※おすすめのタクシー:甲州タクシー(株)(0553-33-3120

また、タクシーの運転手がサントリー「登美の丘ワイナリー」へ行ったことがあれば問題ないのですが、道路がとても迷いやすくなっているので注意してください。

Google mapが最初に示すルートに従うと、おそらく辿り着けず、最悪の場合、ツアーに参加できない恐れがあります!

次のルートをご参考にしてみてください。サントリーのホームページでも注意事項が記載されています(アクセス)。

なお、土・日・祝日開催の「登美の丘ツアー(有料)」には、人数制限がありますが、10:40~12:00、14:00~15:20の2部(予約不要)あります。

新宿を朝8時に出発する「あずさ5号」に乗ると、9:28に甲府駅に到着しますので、10:40のツアーに参加できるかと思います。

登美の丘ツアー(有料)の詳細はこちら

    ワイナリーツアー

    ビデオ視聴

    まずはじめに、サントリーの事業の始まりについて、ビデオをみながら、レクチャーを受けます。

    もともと江戸時代に入会地(村落共同体で総有した土地)だった登美の丘一帯は明治維新で御料地(皇室の所有地)となり荒廃。

    その後、官から民に払い下げの許可を得て、1909年(明治42年)の秋に「小山新助」がぶどうづくり・ワインづくりのために開拓を始めました。

    その後、経営に行き詰まったところを、1936年(昭和11年)にサントリーの前進である寿屋が農園の経営を継承しました。

    ブドウ畑

    続いて、 バスで数分乗り、ブドウ畑に移動します。

    食用、ワイン用ブドウの違いといった基本的な知識から教えてくれるため、ワイン初心者にも親しみやすい内容となっています。

    この4月上旬の時期は、剪定(せんてい)をした後の垣根仕立ての様子を見ることができます。

    3月の後半から気温上昇に合わせて、ブドウの樹液流動「水あげ」が活発化します。

    結果、剪定した切り口からはポタポタと樹液が滴り落ちますが、このことを「ぶどうの涙」と言います。

    この時は滴り落ちるほどではなかったですが、うっすらと湿っている様子を観察することが出来ました。

    セラー(貯蔵庫)

     

    続いて、歴史を感じる石造りのセラーに移動します。

    一口にセラーと言っても、樽に入れて熟成する"樽熟庫(Barrel Aging Cellar)"と"瓶熟庫(Bottle Aging Cellar)"があります。

    樽が並ぶ樽熟庫は壮観で、オークの香りが立ち込めてくる空間はとても非日常な感覚を味わうことが出来ます。

    瓶熟庫では、瓶が整然と並べられています。地下で寝かせることで、香りや味わいに少しずつ変化し、まろやかになるそうです。

    色味も深みを増し、ワインはやがて飲み頃を迎えます。

    登美の丘では、日本で最初の貴腐ワインを1975年に作ったことでも知られます。

    貴腐ワインとは、貴腐ぶどうと呼ばれる高糖度の特別なぶどうから造られる極甘口の白ワインです。

    気温・湿度・感染時期などいくつもの複雑な条件が揃わないと貴腐ワインの元となる貴腐ブドウが育成しません。

    特に、日本で出来るのは大変珍しく、登美の丘でも毎年収穫出来るわけではないようです。

    フランスのソーテルヌ地区、ドイツのトロッケンベーレンアウスレーゼ、ハンガリーのトカイが世界三大貴腐ワイン産地として有名です。

    1909と創業の年が刻印された、とても大きな樽があり、記念撮影する人もたくさんいました。

    テイスティング

    ワイナリーツアーの締めには、ワインテイスティングがあります。この日は次の3種類のワインを楽しみました。

    • ジャパンプレミアム 甲州 新酒 2018(白、ミディアム)
    • 登美の丘ワイナリー ブラック・クイーン&マスカット・ベーリーA 2016(赤、ミディアム)
    • ジャパンプレミアム マスカット・ベーリーA 2017(ロゼ、やや甘口)

    ブドウ畑を見て、セラーの香りを嗅ぎ、テイスティングを行うと、心なしかいつもより深く味わいを感じることが出来る気がします。

    テイスティングカウンター&ショップ

    ショップの中ではありますが、ここでもサントリーのマーケティングの原点を辿る展示を楽しむことが出来ます。

    赤玉ポートワインの新聞紙面いっぱいの筆書きは今見ても大胆な広告。

    レッドブルカーと見紛う「ちょんまげ」と呼ばれる宣伝車など。

    業界では広告費は青天井で知られるサントリーですが、その斬新なマーケティングの起源に触れることが出来ます。

    また、瓶熟庫で見かけた貴腐ワインをいただくことも出来ます。

    最も古いものが1990年ビンテージの「ノーブル・ドール貴腐」、続いて、2008年ビンテージです。

    一番左が色からして1990年ビンテージですが、実はただ古いだけでなく、100mlあたりの収穫時糖度が50gであり、他の収穫できた年と比べても、10%ほど高濃度です。

    味わいもただ甘いだけでなく、複雑さも兼ね備わった美しいワインでした。

    実際に、登美の丘で収穫された貴腐ブドウの写真はこちら。

    日本では滅多に飲む機会もありませんので、ぜひ登美の丘ワイナリーでトライして見てはいかがでしょうか。

    甲州ほうとう小作 甲府駅前店

    ワインのあとは、山梨の名物ほうとうで締めるのも一興ではないでしょうか。

    この「甲州ほうとう小作」は山梨に9店舗、長野に1店舗構える1972年(昭和47年)創業の老舗。

    こだわりの麺、秘伝のダシと味噌、そして、鉄鍋による調理という3つのこだわりを今なお守り抜いています。

    禅僧の手により中国から日本にもたらされた「饂飩(はくたく・はうたう)」が語源と言われ、武田信玄が野戦食として用いたことから甲州地方に広く根付いたと言われています。

    カボチャ、じゃが芋、里芋、白菜、ねぎ、ごぼう、にんじん、しいたけ等の植物繊維を含む野菜がとても具たくさん。

    小作のほうとうは2人で1つをシェアしてもいいくらいボリュームがあります。

    写真のような揚げ物などほうとう以外の料理もとても美味しいですが、お腹の空き具合と相談して、オーダーするか決めることをオススメします笑

    都内からの日帰り予算(1人当たり)

    • 特急かいじ号(大人、往復):約8,000円
    • タクシー代:約5,000円
    • サントリー「登美の丘ワイナリー」ツアー:1,000円
    • 甲州ほうとう小作:2,000円
    • 合計:約16,000円

    次のお休みはサントリー登美の丘ワイナリーや甲府を巡ってみてはいかがでしょうか?

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    実際、焼き鳥屋さんなど和食屋さんでジワジワと南アフリカワインの取り扱いが増えてきています。

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    併せて南アフリカワインもお楽しみください!

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